美容師を長くやってるけど、思うように稼げない。稼げるようになるにはどうしていけばいいんだろう?
美容師の仕事は時間拘束も長く、時給換算すると低所得の仕事です。とはいえ、高所得の美容師が存在するのも事実です。しかし「稼げない」と悩んでいる美容師は多いはずです。
結論から言うと、「美容師が稼げない理由」は第一に美容師の価値が低下していること。
そして、美容師が専門的な技術やノウハウ以外のスキルを学ぼうとしていないことが挙げられます。
今回は、美容師で稼げない理由や稼ぐためには具体的に何をするべきなのかを紹介します。
数年前までどこにでもいる普通の美容師だった筆者が、美容師をやりながら他の収入源をでも稼げるようになった経験を元に解説していくのでぜひ、参考にしてみてください。
この記事でわかること
- 美容師で稼げない3つの理由
- 美容師で稼げない人の特徴5つ
- 稼げない美容師から脱出する方法
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目次
美容師で稼げない3つの理由
美容師が稼げない人が多いのは「美容師は収入が低い」「お店の低価格競争」「労働集約型のビジネスモデル」の3点が関係しています。
稼げない理由
①美容師は収入が低い
②低価格競争になっている
③労働集約型のビジネスモデル
どうしてこのような状況になってしまったのか、まずは美容師の現状を理解しましょう。
①美容師は収入が低い
美容室の経営ではさまざまな固定費が必要となります。それらを抑えるために低賃金で美容師を雇用することになり、特に都市部になると人件費はカットされやすい傾向があります。
厚生労働省が発表した平成30年の賃金構造基本統計調査によると、美容師の平均年収は302万2,900円となっています。一般の仕事をしている人の平均年収が460万6,000円というのを考えると、美容師の年収水準は相対的に低いことがわかるでしょう。
アシスタントになると月給16~20万円くらいですね...
顧客数も多くて売上が高くないと美容師の収入は低くなり稼げない傾向にあります。
②低価格競争になっているから
全国的に美容室は数が多く、差別化することが難しくなり、新規獲得するために価格を下げるお店が多くなりました。
新規割引で半額などは当たり前で、2回目以降のリピートも半額という価格設定のお店もあります。もはや定価があってないようなものです...
大手広告の割引クーポン目当てのお客さんも多いですよね。
差別化するために低価格競争に巻き込まれると売上も下がり、収入も当然下がるので稼げない美容師がさらに増えます。
③労働集約型のビジネスモデルだから
美容師は自分自身が稼働しない限りは収入にはなりません。もし怪我や病気などでサロンワークができない状態になると多くの小規模サロンの経営者は収入が下がります。
年齢と共に病気、怪我のリスクは高まるので将来が心配な美容師さんも多いです。
雇用されている美容師やフリーランス美容師も同様で労働集約型のビジネスモデルである以上、稼ぐには限界があります。稼げるようになるには労働集約型のから抜け出す必要があります。
美容師で稼げない人の特徴5つ
次に、稼げない美容師の特徴を見ていきましょう。
チェック
①美容以外の知識・常識がない
②自分のことしか考えていない
③継続することが苦手
④勉強することが嫌い
⑤プライドが高い
それぞれ解説していきますので、当てはまる方は今すぐ改善してみてくださいね。
①美容以外の知識・常識がない
美容師として稼ぐためには、美容関係のことだけに限らず、他の分野の知識や常識がないと稼げません。
例えば....
- 美容の話以外は全くできない美容師
- 美容の話はもちろん、多岐にわたって知識・常識がある美容師
両者を比較した場合、お客さんからすれば会話も楽しく、情報も得られるのでリピートに繋がります。売上も伸びて収入にも差が出るのは明らかです。
どれだけ美容の知識があってもお客さんから必要とされなければ意味はありません。
美容以外のことをあまり勉強していない人は、一定の時間を使って勉強する時間を確保する必要があります。
稼げていないと感じる人は、まず自己投資の時間を見直してみましょう。
②自分のことしか考えていない
稼げない美容師は自分のことしか考えていません、世間でもよく言われるテイカーですね。
いつも人から与えてもらってばかりで、自分から人にギブする精神がない人は本当に稼ぐことができません。
稼げない人の行動を見ていると基本的にテイカーですよね。
まずは自分のことだけではなく、周りの人たちにギブすることで回り回って自分に形を変えて戻ってきます。いつも与えてもらってばかりのテイカーだと思い当たる節があるなら今日からギバーを意識していきましょう。
③継続することが苦手
美容師の仕事に限らず、何事でも継続することが苦手な人は稼ぐことができません。
稼げる美容師になりたいのであれば、技術やノウハウよりもまずは継続できる環境を確保したり、マインドを身につけないといつまで経っても稼げるようにはならないでしょう。
僕も稼げるようになるまでノウハウばかり学んでましたが、結局は継続できないと稼げないことに気がつきました。
④勉強することが嫌い
稼げない美容師さんの特徴として多いのが、勉強することが苦手な人です。
美容師は技術職なので身につけた技術を磨くことをしても、美容以外のことに時間を割いて学ぶことをしない傾向があります。
美容以外のことのセミナーに行ってみたり、業界の違う人たちと会ったり、読書をすることで学ぶことができます。
今は簡単にどこでも学ぶことができる時代です。だからこそ学んでいる美容師と学ばない美容師では収入に差が出ます。稼げる美容師になるにはまずは勉強する習慣を身につけましょう。
⑤プライドが高い
プライドの高い美容師は素直に受け入れることができないので成長ができません。
稼げる美容師は新しいことや自分の知らないことに対してまずは受け入れて行動するから結果を残せます。
稼げない美容師に限って「コレをやっても仕方ない」と頭の中で計算して、行動をするのをやめてしまいます。プライドが高い人は周りからのアドバイスもなかなか聞き入れないので、気がつくと誰からもアドバイスしてもらえません。
稼げてないうちはプライドを捨てて実直に取り組みましょう。
稼げない美容師から脱出する方法
では、稼げていない美容師から脱出するためには、具体的にどうすればいいのか。3つのポイントを一緒に確認していきましょう。
ポイント
①美容師としてのウリを明確にする
②スキルアップのために副業をする
③お金についての知識を身につける
①美容師としてのウリを明確にする
まずは美容師として自分の得意な技術やノウハウを明確にしましょう。
自分にウリが明確でないとどの方向に向かって進んでいけばいいのかがハッキリしないからです。
稼げる美容師になるには、何者なのかをハッキリさせることが大切です。
どんなウリがあるんだろう?と思う方もいるので参考はこちら
- 髪質改善特化型の美容師
- 育毛に特化した美容師
- SNSや動画配信に特化した美容師
美容師としてのウリは美容師の技術やノウハウだけではなく、美容師×◯◯のような別ジャンルを組み合わせると希少性はさらにあがります。
僕も美容師×メルマガをウリにしてから何者なのかが明確になって稼げるようになりました。
②スキルアップのために副業をする
美容師以外のスキルを身につけるために副業をするといいでしょう。スキルアップしておけばいろんな場面で使えて稼げるようになります。
例えば...
- ライティング
- 動画編集
- 物販
など、違うジャンルのスキルを学ぶとマーケティング力、リサーチ力なども身につくのでサロンワークでも生かすことができます。
副業で新しいスキルを学んでいると出会いや価値観も変化してくるので人としても成長できます。
スキルアップのために副業をするのはオススメです!
③お金についての知識を身につける
稼ぐためには当然、スキルも必要ですが「お金」についての知識がないとせっかく稼いでも無駄なお金を使ってしまって一向にお金が溜まりません。
本来は払わなくてもよかった税金を余計に払ってしまったり、自己投資で資金が必要な時に資金不足になってしまったり、お金の管理が甘いとせっかくのスキルも生かせません。
お金については学校でも学ぶことがないので、自分で学ぶしかありません。正しいお金の知識を学んで自分の大切なお金を守りましょう。
まとめ:美容師で稼げないならスキルを磨いて副業をしよう!
美容師が稼げないのは、自分自身の明確なウリがないこととスキル不足などが関係していると考えられます。
美容師はたくさんいる職業だからこそ、人よりも稼げるようになるには努力が必要になってきます。
今回の記事をまとめると、美容師で稼げない人が取り組むことは以下の通り。
- 始めたらまずは継続してみる
- プライドを捨てて愚直に学ぶ
- 美容師としてのウリを明確にする
- スキルアップのために副業をする
- お金についての知識を身につける
自分が行動しない限り、いつまで経っても稼げるようにはなりません。まずは一歩前に進むことが大切です。小さなことからでもできることを始めていきましょう!
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