- ニュースレターは作ったほうがいいの?
- ニュースレターはどうやって作るの?
- ニュースレター送るメリットって何?
今回はこんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- ニュースレターは誰に渡したら良いのか
- ニュースレターを作るメリット・デメリット
- ニュースレターを作る時のポイント5つ
この記事を書いている筆者の美容室では10年間、毎月ニュースレターを作っています。
ニュースレターを作っても意味あるのかな?と不安になりますよね。最初の数ヶ月間は僕も同じように悩みました。
大前提としてお伝えしておきますが、ニュースレターは継続しないと結果はでません。短期的な視点ではなく、長期的な視点で考えて取り組みましょう。
今回はニュースレターを作るにあたってのポイントを解説していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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目次
【基礎知識】ニュースレターとは?
ニュースレターはファンづくりのためのコミュニケーションツールとして定期的に郵送やメールで配信されるものです。
ニュースレターを発行するお店によってそれぞれですが、A4サイズのニュースレターが一般的でしょう。
ニュースレターは美容室に来店するまでの期間に顧客との架け橋になってくれる重要なものです。
ネットの時代だからこそ、アナログ媒体は新鮮でインパクトもあるのでオススメです!
ニュースレターは作ってもすべての顧客には渡さない!?
ニュースレターを作ると顧客の全員に配布したくなると思います。
結論から言うと、ニュースレターは優良顧客だけに渡すこと。
チラシは1人でも多くの人に渡して知ってもらうことが目的ですが、ニュースレターは優良顧客だけに渡すことで顧客の方々と関係を構築する為だから。
筆者の美容室でも年間の支払い金額が多い顧客の方々だけを選んで、自宅に郵送しています。
ニュースレターを作るメリット・デメリット
ニュースレターを作るには下記のメリットとデメリットが考えられます。
メリット
- お店のことを思い出してもらえる
- コミュニケーションのきっかけになる
- 紹介や口コミが発生しやすい
デメリット
- 作るのに手間がかかるので継続が難しい
- 郵送するとコストがかかる
- 売上との繋がりが分かりにくい
では、ひとつずつ詳しく解説していきますね。
お店のことを思い出してもらえる
ニュースレターはお店を思い出してもらう効果もあります。
自宅に届いたタイミングで思い出して予約をされる方もいます。
お店にいない時間をニュースレターでどうやって埋めるかを考えることが大事です。
コミュニケーションのきっかけになる
ニュースレターはスタッフのパーソナルな部分やお店の裏話を書いたりするので親近感が湧きやすいです。
実際に「スタッフの◯◯さんと同じ趣味なんで話してみたい」とおっしゃる顧客の方もいます。
紹介や口コミが発生しやすい
ニュースレターを紹介者に直接渡してくれる方もいますし、ニュースレターの内容を話題にして口コミが広がることもあります。
顧客の方がご友人を紹介してくれる時にニュースレターを渡すとサロンの情報や雰囲気が伝わるので便利だと話される方もいらっしゃいます。
作るのに手間がかかるので継続が難しい
ニュースレターの初期では作るのに慣れていないので、時間がかかります。
しかし、何度か作成をしていると好みの形ができて時間も短くなるでしょう。
筆者のサロンでも最初は数日かけて作成していましたが、今では1~2日ほどで完成します。
郵送するとコストがかかる
顧客の自宅に郵送するのでどうしても経費がかかります。
筆者のサロンでも郵送していますが、必要経費だと割り切って考えています。
まずは売上を伸ばすには先行投資することが大事です。
売上との繋がりが分かりにくい
ニュースレターを作って顧客の方々に配布してもすぐに売上には直結しません。
少しずつお店やスタッフのことを理解してもらってからが勝負です。
ニュースレターを毎月配布して半年くらい経ってから、顧客の方々の反応は変化してきます。
ニュースレターを作る時のポイント5つ
ニュースレターを作る時に押さえておきたいポイントをまとめました。
ひとつずつ詳しく解説していくので参考にしてください。
ポイント
- オシャレなデザインにこだわりすぎない
- スタッフのパーソナルな部分が伝わる内容にする
- 宣伝やキャンペーンなどは極力書かない
- コンセプトを決めておく
- 紙質はワンランク上の良いものを使う
オシャレなデザインにこだわりすぎない
美容室のニュースレターはデザインにこだわりすぎる傾向があります。
オシャレさよりも親近感を重要視したほうが顧客の方々は読んでくれます。
筆者の美容室でもニュースレター初期はこだわって作りましたが、お客さんは今のカジュアルなニュースレターのほうがいいと仰います。
やっぱりあんまりオシャレじゃないデザインにしたくない・・・
今はアプリがあれば簡単におしゃれなデザインが作れます。
Canvaはデザインのサンプルも無数にあるので誰にでもプロのような仕上がりになるのでニュースレターやDMなどさまざまな販促品のデザインを作るには必須のアプリです。
デザインが人と同じようになりたくないならCanva Proがオススメです。
スタッフのパーソナルな部分が伝わる内容にする
ニュースレターで伝えなければいけないことはスタッフのパーソナルな部分。
普段、サロンでは話さないことや裏話を掲載することで顧客の方に喜んでもらえます。
接することのないスタッフのことも知ってもらえるので接客がスムーズになりますよ。
宣伝やキャンペーンなどは極力書かない
どうしても宣伝やキャンペーン情報を書きたくなる気持ちは分かります。
ニュースレターがチラシになった瞬間に顧客の方は読まなくなりますので、数ヶ月に一度くらいであれば構いませんが、毎号はやめておきましょう。
ニュースレターはあくまでも「壁新聞」のようなイメージでいましょう。
コンセプトを決めておく
コンセプトがあると書く内容もブレなくていいでしょう。
コンセプトを決めていないと毎回、内容に軸がなく飽きられてしまいます。
「読んで楽しい」みたいなシンプルなコンセプトでもいいので決めておくと、スタッフ間でもブレがなくて良いと思います。
紙質はワンランク上の良いものを使う
印刷する時は少し高価な紙質を選びましょう。
紙が安っぽいと感じたらニュースレターの内容に関係なくショボく感じるからです。
例えば、ポストに入っている高級マンションのチラシがしっかりした紙で印刷されているのは、触った時の印象が違うからです。
紙質をワンランク高くしても値段は大きく変わらないので必要経費だと考えましょう。
まとめ:ニュースレターを作ってお客さんとの関係を築こう!
今回は顧客が離れないニュースレターの作り方を解説しました。
本記事の内容
- 【基礎知識】ニュースレターとは?
- ニュースレターは作ってもすべての顧客には渡さない!?
- ニュースレターを作るメリット・デメリット
【メリット】
- お店のことを思い出してもらえる
- コミュニケーションのきっかけになる
- 紹介や口コミが発生しやすい
【デメリット】
- 作るのに手間がかかるので継続が難しい
- 郵送するとコストがかかる
- 売上との繋がりが分かりにくい
【ニュースレターを作る時のポイント5つ】
- オシャレなデザインにこだわりすぎない
- スタッフのパーソナルな部分が伝わる内容にする
- 宣伝やキャンペーンなどは極力書かない
- コンセプトを決めておく
- 紙質はワンランク上の良いものを使う
ニュースレターを作るのは顧客の方々との関係性を保つことが1番の目的です。
美容室にとっては新規客より優良顧客の方々のほうを大事にするべき。
割引や特別なサービスではなくニュースレターのようなものでも顧客の方は喜んでくれます。
ニュースレターのデザインにお金をあまりかけることなくこだわりたいならCanvaを使ってみてくださいね。
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