このまま美容師をやり続けていても、給料が思ったより上がらないし、将来を考えると不安だな....
こんな悩みにお答えします。
本記事の内容
- どうして美容師のスタイリストの給料は安いのか?
- 美容師のスタイリストが将来不安に感じる理由
- 美容師のスタイリストが将来のためにやるべきこと
- 美容師のスタイリストが身に付けておくべきスキルとは?
本記事を書いている僕は美容師をやりながら副業で年収8桁以上稼いでいます。
とはいえ、こんな僕でも以前はどこにでもいる普通の何の取り柄もない美容師でした。
しかし、ちょっとしたスキルを身につけて継続的に行動し続けることで、美容師以外の価値を高めることができ、今は美容師の仕事に囚われることなく毎日を過ごしています。
そこで今回は、美容師のスタイリスト以外でも収入や給料を上げれる方法を紹介していきます。
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目次
美容師のスタイリストの給料は安いのか?
美容師のスタイリストの給料は安いです。残念ながら美容業界全体の給料水準は低いです。
なぜなら、美容室は利益率の低いビジネスモデルなので、どうしても家賃・人件費などの固定費を低く設定しないと利益が出にくい収益構造だからです。
都内のスタイリストでも年収300万円以下の美容師さんはたくさんいます。
美容師の平均給料を紹介
美容師の給料がどれくらいなのか、資料に基づいて紹介します。
厚生労働省の令和3年度賃金構造基本統計調査によると、美容師および理容師の平均年収は31.7歳で約324万円となっています。
- 平均年齢: 31.7歳
- 勤続年数: 7.1年
- 労働時間/月: 172時間/月
- 超過労働: 3時間/月
- 月額給与: 265,000円
- 年間賞与: 60,700円
- 平均年収: 3,240,700円
スタイリストだけの平均給料データではないですが、そこまで大きな開きがないと思います。
これを見る限り、美容師の給料が安いことがよく分かるでしょう。
日本人の平均給料も紹介しておきます。
厚生労働省『令和3年賃金構造基本統計調査』によると、日本人の平均月収は33万4,800円で、手取りなら25万〜27万円程度。
賞与を含めた推定年収は489万3,100万円であり、これが平均的な日本人の給与額となっています。
日本人の平均給料と美容師の給料を比べても年収150万円以上の開きがあるのが見て分かります。
美容師だけの収入源で生活していくことの大変さがよくわかりますよね。
美容師のスタイリストが将来不安に感じる理由
ここではスタイリストが将来に不安を感じている理由について紹介していきます。
主に下記の3つが挙げられます。
- 美容師の価値が下がってきているから
- 美容師の給料だけだと生活が大変だから
- 美容師は年齢と共にパフォーマンスが下がるから
では、それぞれ解説していきます。
美容師の価値が下がってきているから
低価格サロンが近年、増えてきたので市場価値が下がっている。
低価格のサロンや美容師さんが多くなってくると、一般のお客さんは「これくらいの価格なら安い店でやってもらおう」と考えるようになります。
とはいえ、「低価格サロンは技術がイマイチでしょ」と思う美容師さんもいると思います。
確かに美容師の目線で見れば多少、荒い部分もあるかもしれませんが、素人のお客さんからすれば、そこまで大きな差ではありません。
こうなってくると、お客さんは家から近くて安いサロンに通うようになり、普通の美容師さんは価格だけで比較されると少し厳しい戦いになりますよね。
価格競争に飲み込まれないように美容師としての価値を高めていきましょう。
美容師の給料のみだと生活が大変だから
今の日本は物価が上がってきていて、インフレも進んでいます。
美容師の給与は30年ほど横ばいで変化はありません。
「有名な美容師とかは稼いでいるじゃないか!」と思う美容師さんもいると思います。
確かに稼いでいる美容師さんも一部ではいますが、9割の美容師さんは一般的に見ても稼いでいると言える給料ではありません。
これから先のことを考えると美容師の給料だけで生活していくのが大変になるのは明確です。
カリスマと言われる最前線の美容師を目指して突き詰めるのか、美容師の枠に囚われないでビジネスをしていくかを考えるのは大事です。
美容師の給料はこの先も普通にやっていれば上がることはないと思いますよ。
美容師は年齢と共にパフォーマンスが下がるから
美容師は25~35歳くらいにピークを迎える人が多いです。
この期間に美容師として確立していない人は40代になるとかなり苦戦を強いられることになるでしょう。
美容師のスタイリストとして長く活躍している方もいますが、どうしても体力を消耗する仕事なので年々、パフォーマンスが低下してしまいます。
このタイミングで仕事のやり方を変更する人もいますが、他のスキルや知識がないと正直、厳しいのが現実です。
美容師をやりながらでも、常に情報アンテナは高く、スキルを磨いておくことをしましょう。
そうしておかないと年齢と共にパフォーマンスが下がった時に大きく収入・給料が下がるでしょう。
美容師のスタイリストが将来のためにやるべきこと
ここでは将来に向けて美容師のスタイリストが今からでもやっておくことを紹介します。
やるべきことは下記の3つ
- 美容師としての価値を高める
- 美容師以外のキャリアアップを目指す
- 美容以外のスキルを身に付けておく
では、それぞれ解説していきます。
美容師としての価値を高める
先述しましたが、低価格競争に巻き込まれないように、美容師としての強みやウリを確立して価値を高めていく必要があります。
例えば、髪質改善や育毛に特化した美容師として活躍をしてみるのもいいでしょう。
オールラウンドの美容師はあまり魅力はありません。
今は専門性のある美容師さんのほうが分かりやすくて強みになります。
そうすることで価値が高まり、低価格競争に巻き込まれることはないでしょう。
美容師以外のキャリアアップを目指す
美容師以外の能力を磨いておくことで給与、収入を増やすことができます。
例えば、美容師なのにカメラマンとしてのキャリアがあったり、動画の編集・構成ができるだけでも、美容師して一線で活躍できなくなったとしても新しい仕事が舞い込んでくるでしょう。
美容師だけのキャリアしかないと、どうしてもビジネスの幅が狭くなってしまうので収入も給料も上げていくのは難しいです。
興味関心のあることから始めてみるといいですよ
美容以外のスキルを身に付けておく
美容師以外のスキルがあることで仕事の幅も広くなり、交流関係も変化してきます。
美容師さんの中でも、美容師をやりながらでも自己投資してスキルを高めて、それを軸に収入を増やしている方もたくさんいます。
今の時代、何もスキルなく美容師一本で将来を切り開いていくのは本当に難しいです。
多くの美容師さんは思っていても行動しない人がほとんどなので、「収入・給料を増やして不安を取り除きたい!」と思っているのであれば、ぜひ美容以外のスキルを身に付けてください。
美容師のスタイリストが身に付けておくべきスキルとは?
最後に実際、将来に役に立つ美容師のスタイリストが身に付けておくべきすきるとは何なのかを紹介していきます。
今回、紹介するスキルは下記の3つです。
- ブログ・ライティングのスキル
- 財務・会計の知識
- マーケティングの基本知識
では、それぞれ解説していきます。
ブログ・ライティングのスキル
美容師さんは、ブログやライティングスキルは身に付けておくべきです。
特にライティングスキルを身に付けておくだけでも、幅広く仕事に役に立ちますし、一生使えるスキルなのでオススメです。
SNSでの発信はもちろんですが、チラシ・ニュースレターなどの販促物にもライティングスキルを生かすことができるので身に付けておいて損することはありません。
また、ブログを立ち上げておくと自分だけのメディアを持てるのでライティングの向上、ブランディング構築にもなります。
ブログは初期コストも安くて簡単に立ち上げられるのでブログを始めてみるのもいいでしょう。
【関連記事】【10分あれば大丈夫!】誰でも簡単にブログ開設する方法を徹底解説!
財務・会計の知識
財務・お金の知識は美容師さんにとっては必須のスキルです。
美容師さんの多くは今まで技術についてはたくさん学んできていますが、お金について学ぶことはほとんどしないままの人ばかりです。
独立してからも、どんぶり勘定だったり、税理士に任せっきりで財務のことは曖昧なままになっていませんか?
財務・お金に関しての知識もライティング同様に一生使えます。知っていれば得することもあれば、知らないと損することもたくさんあります。
この違いは、学んでいるのか、学んでいないのかの違いだけです。ぜひ、目を背けずにお金についての知識は身に付けておきましょう!!
マーケティングの基本知識
ビジネスをする上で欠かせないのがマーケティングの知識です。
なぜなら、美容室はもちろんですが、他のビジネスをするにもマーケティンングを理解していないと集客や売上を上げるのに遠回りになってしまうからです。
例えば、チラシ一枚作って配るにしても、何もマーケティングの知識がない人がやるのと、マーケティングの知識がある人がやるのでは効果も効率も変わってきます。
美容師さんは職人気質の人が多いので、「技術が上手ければいい」と思っている人がいます。
今は、技術にそこまでの差はありません。技術を極める為の時間を使うなら、少しマーケティングの勉強に時間を当ててみたらどうでしょうか?
まとめ:スタイリストだけの収入で不安ならスキルを身に付けよう!
今回は、美容師必見!!スタイリストの給料だけでは将来が不安な理由とやるべきこと、について解説してきました。
本記事のまとめ
美容師のスタイリストの給料は安いのか?
- 美容師の平均給料を紹介
美容師のスタイリストが将来不安に感じる理由
- 美容師の価値が下がってきているから
- 美容師の給料だけだと生活が大変だから
- 美容師の給料だけだと生活が大変だから
美容師のスタイリストが将来のためにやるべきこと
- 美容師としての価値を高める
- 美容師以外のキャリアアップを目指す
- 美容以外のスキルを身に付けておく
美容師のスタイリストが身に付けておくべきスキルとは?
- ブログ・ライティングのスキル
- 財務・会計の知識
- マーケティングの基本知識
美容師のスタイリストの給料でこの先も豊かな人生を過ごせるかというと、正直、厳しいのが現状です。
とはいえ、美容師をやりながらでも、スキルを磨いて知見を広げていけば、いろんなチャンスにも出会えるでしょう。
そのチャンスが目の前に訪れた時に、しっかりと準備しているかが大きな分かれ道になります。
美容師という仕事に囚われることなく、多様性のある美容師になりましょう!
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