1人で美容室を経営しているけど、年収1,000万円以上なんて夢だよなぁ...どうすればもっと稼ぐことができるんだろう?
今回はこんな悩みにお答えします。
本記事の内容
1人美容室で年収1,000万円以上稼げない人のありがちな特徴
1人美容室で年収1,000万円以上稼ぐコツを紹介
この記事を書いている僕は美容室を18年経営して、年収1,000万円を超えています。
このまま美容師を続けていても一生、年収1,000万円以上なんて稼げないと思っている人も多いと思います。
1人美容室を普通にやっていても年収には天井があるのは事実です。
そこで今回は、1人美容室オーナーでも年収1,000万円以上、稼げない人の特徴や稼ぐコツについて詳しく解説していきます。
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目次
1人美容室で年収1,000万円以上稼げない人のありがちな特徴
1人美容室で1,000万円以上稼げない人は、下記のいずれかに当てはまっている可能性があります。
1人美容室で稼げない人にありがちな特徴4つ
・技術やテクニックにこだわり過ぎている
・美容室・美容師としての強みがない
・売上を伸ばして稼ぐロードマップが曖昧
・価値を高めることよりも価格で勝負
それぞれ深掘りしていくので自分に当てはまっていないかチェックしていきましょう!
技術やテクニックにこだわり過ぎてい
稼ぐことができない美容師さんによくありがちな特徴のひとつが「技術やテクニックにこだわり過ぎている」というケース。
プロの美容師として技術やテクニック、専門知識をお客さんに伝えたい気持ちはよくわかりますが、その情報は本当にお客さんが興味のあることなのかを考える必要があります。
例えば、カラーにこだわっていて、細かい薬剤の成分や他の薬剤との細かい違いをずっと話していてもお客さんは興味がありません。
それよりも、お客さんは何を求めているのかをしっかりと聞き取りましょう。
施術のポイント、ポイントで専門的な話をするほうがメリハリがあって良いですね
美容室・美容師としての強みがない
いくら広告にお金をかけて集客を頑張っても、美容室・美容師としての強みがなければ、売上も上がらないし、リピートもしません。
強みを明確にしてから、集客を考えるようにしましょう。
他のサロンと大きな違いは必要はありませんが、全てのメニューにおいて「どこにでもある」というのだけは避けたいですね。
1つに特化したメニューを決めてしまうのがおすすめです
売上を伸ばして稼ぐロードマップが曖昧
「売上を伸ばしたい」という気持ちだけで無計画に集客しても、途中で曖昧な部分が出てきてしまい、グチャグチャになってしまいます。
売上を伸ばしたいのであれば、売上を伸ばすための設計を考えておきましょう。
強み、ウリはなんなのか?そして、どれくらいの客単価で何人の集客が必要なのかを明確にしておくのはおすすめです。
価値を高めることよりも価格で勝負している
価格を下げて差別化をしようとしても限界があります。
小規模サロンで売上を伸ばしていくのであれば、客数を伸ばすことよりも価値を高めて、単価で勝負したほうが絶対的に有利です。
一度下げた価格を改めて高くするのはかなり困難ですし、価値を感じていないお客さんは離れていきます。
価格競争に巻き込まれないように独自性を持たせて、価値を高めることを意識していきましょう
1人美容室で年収1,000万円以上稼ぐコツを紹介
1人美容室で年収1,000万円以上を稼ぎたいのであれば、以下の5つのコツを覚えておきましょう。
1000万円以上稼ぐコツ5つ
・新規客を求めることよりもリピート率を高める
・美容室・美容師のコンセプトや強みを明確にする
・リピート戦略・顧客満足について考える
・美容室の収益構造を見直して売上を伸ばす
・お金についてしっかりと学ぶ
それぞれを詳しく解説していきます。
新規客を求めることよりもリピート率を高める
新規のお客さんも大事ですが、まずは顧客のリピート率を意識することから始めましょう!
新規のお客さんが来店してくれるのはとても嬉しく感じると思いますが、実は新規のお客さんは売上の部分だけを見るとそんなに大きな影響はありません。
むしろ、リピートしてくれるお客さんの方が、単価も満足度も高いので一番力を入れるポイントでもあります。
ほとんどのお店が「80:20の法則」で成り立っています。お店の総売上の約80%は上位の顧客20%の方々の売上です。
一方で新規の売上は全体の割合からみてもそこまで大きな影響はありません。
新規客を求めるばかりでなく、顧客のリピート率を高める戦略を考えましょう
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美容室・美容師のコンセプトや強みを明確にする
お客さんは髪の悩みを解消したいから美容室を選ぶ方がほとんどです。
美容室・美容師としてコンセプトが曖昧であったり、強みが明確でないとお客さんから選ばれることはありません。
できる限り、コンセプトや強みは明確にしておくことがとても重要です。
コンセプトや強みに共感してくれたお客さんは価値を感じて、来店してくれる確率が高くなります。
まずは、コンセプトや強みを具体的にしましょう。
美容室の収益構造を見直して売上を伸ばす
1人美容室の売上は収入に直結します。1人美容室の収益構造は技術やサービスに対しての売上が基本です。
しかし、席数や時間に限界があるので売上には天井があります。
1人で美容室を経営していても年収1,000万円以上は高い壁だと思います。
客単価を上げたり、営業時間を長くしてもなかなか年収1,000万円以上は難しいでしょう。
美容室ではお客さんに技術を提供して対価を得ることがメインになっていますが、角度を変えて見たら売上は大きく変化します。
自社商品をECで販売したり、サブスクを導入してみたりして色んなアプローチをしてみることが売上を伸ばす第一歩です。
今の当たり前に囚われずに、失敗を恐れずに挑戦しましょう!
お金についてしっかりと学ぶ
お金について学ぶことは美容室を経営するのには当たり前のことです。
美容師さんは「技術を身につけたら」とか「顧客がいるから」と独立してしまう人が多くいますが、お金のことを本当に学んでおかないと経営はとても厳しいでしょう。
特に1人で美容室を経営して年収1,000万円以上を稼ぎたいと考えているのであれば、なおさらお金について学んでおくことがとても重要になってきます。
お金について学ぶのであれば、しっかり自己投資をして一生使える知識を手に入れましょう。
美容以外の収入源を増やすスキルを身につける
1人の美容室の売上だけでは、年収1,000万円以上を稼ぐのは難しいので、他のスキルを身につけて収入源を増やすことをしましょう。
身につけるスキルは美容師としても親和性があったり、年齢を重ねてもからもスキルを活用して稼げるようなものにしましょう。
個人的にはライティングやブログなどは基本を身につけておけば、収益化することも可能ですし、場所も時間も選ばないのでオススメです
興味関心のあるスキルがあれば、1日でも早く行動して学びましょう!
【関連記事】美容師の給料は手取りでどれくらい?収入を増やすために学ぶべきスキル3つを紹介
1人美容室で年収1000万円以上を稼ぐことは可能!コツコツ頑張ろう
今回は、1人美容室を経営して年収1,000万円以上稼げる人の特徴や稼ぐコツについて解説しました。
本記事の要約
1人美容室で稼げない人にありがちな特徴4つ
・技術やテクニックにこだわり過ぎている
・美容室・美容師としての強みがない
・売上を伸ばして稼ぐロードマップが曖昧
・価値を高めることよりも価格で勝負している
1人美容室で年収1,000万円以上稼ぐコツ5つ
・新規客を求めることよりもリピート率を高める
・美容室・美容師のコンセプトや強みを明確にする
・リピート戦略・顧客満足について考える
・美容室の収益構造を見直して売上を伸ばす
・お金についてしっかりと学ぶ
1人で美容室を経営していると心配なことや悩みもあって将来を考えると不安に思うこともあると思います。
しかし、1人美容室で年収1,000万円以上を稼げることができれば、他のことにチャレンジしても同じマインドでやれば必ず結果は出せます。
美容師として経営者として、色んな角度から学んで吸収してスキルを高めていきましょう!
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